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ハトは古くから家畜として人と関わり合いを持ってきました。人に慣れやすいこともあり食用や伝令用、愛玩用の品種も作られてきました。また、ハトの他にカラスをはじめムクドリなども人の生活圏に順応し接触する機会も増えています。現在は都市化した複雑な形状の街並みにもっとも順応をしている鳥類としてハト、カラス、ムクドリが挙げられます。いづれの鳥類も居住区から追い出すことは難しくその建物レベルで防鳥対応せざるをえないのが現状です。
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【カワラバト】

幼鳥の成長過程

カワラバトはハト駆除依頼の約98%を担う種で羽色は栗・栗ゴマ・灰・灰ゴマ・黒・黒ゴマ・白・白黒・モザイク・グリズル・バイオレット・プラチナなど同種とは思えないほど多彩です。基本的に草食性ですが種子・穀類・果実・昆虫なども摂取します。繁殖は年5~6回可能で夏や冬でも産卵、育雛をします。本来、岸壁の割れ目など高い場所に営巣していたためマンションやビルの高層階のバルコニーなどが被害に遭う対象になってしまいます。カワラバトはかつて狩猟対象でしたが伝書鳩を撃ってしまう危険性があるなどの理由から現在は非狩猟鳥とされています。
【キジバト】
キジバト成鳥
羽のフレアライン
キジバト幼鳥
キジバトは本来、山地や森林などに生息していますが都市の拡大により生息圏が狭まり比較的人工物にも順応して来ました。体色は雌雄同色で翼に黒と赤褐色のうろこ状の模様があります。食性は雑食で果実や種子・昆虫が主食です。繁殖形態はカワラバトと同様でほぼ一年中です。警戒心が強くカワラバトのように人に慣れることはあまり無く媚びない印象が強いです。

【糞害】
ハトは営巣場所、休憩場所など留まる場所で糞をします。ベランダに糞が溜まり足の踏み場が無くなってしまったり雨樋や排水溝に糞がつまり水が流れなくなり生活に支障をきたします。
配管給湯に重なった糞
室外機に落ちた糞
庭先に溜まった糞
雨樋に溜まった糞
ソーラーパネル付近に排泄された糞
庇に堆積した糞
天井裏に堆積した糞
【騒音】
ベランダや窓の庇にハトが居座ると、その間「クックー、クックー」「ゴロッポー」「グルー」などとよく鳴き静寂を妨げます。羽音や足音なども建物の構造や材料の材質、営巣場所によっては同様の被害を受けます。
【悪臭】
糞が比較的少なければ気になることはありませんが長期間対策をせず放置すると糞が堆積し悪臭を放ちます。夏の高温時には糞の内部で熱による反応が起きて、さらに強烈な臭気を放ちます。当人だけでなく隣人にも迷惑が掛かるので被害が酷くなる前に対処するのが望ましいです。
【寄生虫による被害】
【ワクモ】

家禽等の外部寄生虫で夜間に休憩している時に吸血し、吸血後は寄り主から離れ地面の割れ目やコンクリートのクラックに潜み交尾や産卵を行います。
【トリサシダニ】

野鳥に寄生するダニで軒裏や戸袋に営巣されると大繁殖します。普段は鳥に寄生していますが数が増えると寄り主を離れ徘徊します。
※両種とも寄り主は鳥類ですが二次的に人を吸血し被害をもたらします。

天井裏断熱材に営巣
ベランダ物置の隙間に営巣
室外機取付枠に営巣
室外機裏に営巣
バルコニーデッキに営巣
排水溝のくぼみに営巣
プランター下に営巣
給湯器上に営巣

ガイマイゴミムシダマシ

乾燥動植物質を食害する食品害虫
ハジラミの一種

羽毛を食害するシラミの一種
シバンムシ類

乾燥動植物質を食害する食品害虫
カツオブシムシ類

乾燥動植物質を食害する食品害虫
チャタテムシ類

乾燥動植物質を食害する食品害虫
ゴミムシ類

乾燥動植物質を食害する衛生害虫
イガ

乾燥動植物質を食害する繊維害虫
カシノシマメイガ

乾燥動植物質を食害する食品害虫
ヒメイエバエ類

動植物質、腐食質を加害する衛生害虫
フンコバエ類

植食性、腐食性の衛生害虫
クロバネキノコバエ類

植食性、腐食性の衛生害虫

【ハトの増加】
ハトの繁殖期は通常一年中です。一夫一婦制で年5~6回2個づつ産卵します。一年間で10~12匹増える計算です。生後6か月で成熟し繁殖します。この速さが増加を辿る要因です。
【行動範囲】
ハトは営巣場所から餌を求めて飛び回ります。通常の行動範囲は20km程度ですが帰巣能力は500km~1000kmも有ると言われています。
【糞の腐蝕性】
ハトの糞は尿と一緒に排出する強酸性の物質です。酸は物を溶かす性質があります。国外では鉄骨で組んでいる橋にハトが留まり糞が鉄骨に堆積し鉄が腐食し崩落事故に繋がった事例があります。
【素嚢乳(ピジョンミルク)】
鳥類のハト目において育雛の際に素嚢の内壁から分泌される液体を吐き戻して与える液体です。哺乳類の母乳との違いは、タンパク質と脂肪分の含有率が非常に高いことです。また雌だけでなく雄もピジョンミルクを生成し幼鳥に与えることができます。

成鳥
幼鳥
雛鳥
ムクドリは全長24cm程度で脚と口ばしが黄色をしているのが特徴です。国内はほぼ全域に生息しています。雑食性で果物や種子・昆虫などを好んで摂取します。繁殖期は春から夏で本来は木の洞などに営巣しますが近年、住宅の天井裏や軒裏、戸袋の中などに営巣し被害が拡大しています。鳴き声は「ギャーギャー」と聞こえ不快感があり吸血性のダニの媒介や糞などによる細菌の媒介が問題視されています。

ムクドリはハトに次いで住宅に営巣し駆除依頼を受ける鳥類です。ハトより小さいためわずかな隙間があれば建物内に侵入し営巣します。一番多いのは雨戸を収納する戸袋でついで天井裏や軒裏に営巣します。ハトのように少量の小枝で営巣するのではなく干し草を大量に運んで営巣するため撤去をするのは容易ではありません。


【騒音】
市街地に順応したムクドリは年々数が増加しています。ムクドリは大群で行動するため数百から千程度に達する群れで電線などに留まり鳴き声で騒音被害が急増しています。

【吸血性ダニの媒介】
ムクドリは吸血性のダニを媒介します。営巣初期は問題ありませんが雛が増え大きくなるにつれ比例して吸血性のダニも増えていきます。寄り主がダニで飽和状態になると室内に侵入します。また鳥が巣立つと寄り主を失い室内に侵入し吸血被害をもたらします。ムクドリに寄生する吸血性のダニにはワクモ、トリサシダニ、スズメサシダニなどがいます。
【細菌・ウィルスの媒介】
ムクドリは営巣するに辺り孵化した雛が大量の糞をします。糞の中には様々な細菌を含むため衛生上とても危険です。またムクドリは感染はしにくい鳥類ですが鳥インフルエンザも媒介するため注意が必要です。

【ハシブトガラス】

全身が光沢のある黒色で大型になると体重が750gに達します。嘴が太く曲がっていて額が突出しているのが特徴です。肉食性が強く昆虫や動物の死骸、小鳥やネズミを捕食します。木の実や果実も食べ産卵期は4月で森林の樹上に営巣し2~5個産卵し寿命は約10~15年になります。
【ハシボソガラス】

全身が光沢のある黒色でハシブトガラスに比べると小型です。嘴が細く直線的で額が出ていないのが特徴です。植物質を好み果実や種子を主食に昆虫や小動物なども捕食します。産卵期は4月で樹上に営巣し3~5個産卵します。近年では巣材として小枝だけではなく針金ハンガーなどを利用することでも知られています。
【カラスの卵】
【カラスの雛】
【樹上営巣性】
【巣材に使用されたハンガー】

【スズメ】
【スズメの卵】
【スズメの雛】
【スズメの幼鳥】
【巣内の卵と雛】
【巣から落ちた雛】
全長14~15cmの小型の鳥類で雌雄同色、頭部が赤褐色をして背面は褐色、縦に黒斑が入り翼に二本の白帯が入ります。ほほから腹面に掛けては白色です。雑食性でイネ科を中心とした植物の種が主食で繁殖期には幼鳥の成長のために昆虫を捕食します。繁殖期は長く3~8月に行われます。警戒心が強い反面、住宅地に営巣する傾向が強く集団で繁殖する習性があります。1つの巣には4~8個産卵します。巣材に利用するのは主に枯草です。

人獣共通感染症とは...
人とそれ以外の脊椎動物の両方に感染または寄生する病原体により生じる感染症です。ハトやその他鳥類は人に感染する寄生虫、病原体を媒介します。

【サルモネラ菌】
グラム陰性通性嫌気性桿菌の腸内細菌科のサルモネラ属に属する細菌の事です。主に人や動物の消化管に生息する腸内細菌の一種であり、その一部が感染して病原性を示します。主に症状としては食中毒になるが、発熱や嘔吐、下痢を起こし、重症化すると死に至る事もあります。
【クリプトコッカス症】
クリプトコッカス属に属する酵母様真菌類の感染を原因とする人獣共通感染症です。空気中や土壌、植物などの環境に広く分布していて免疫が低下している状態の時に常在細菌が増殖して病気を引き起こすことがあります。
【オウム病】
クラミジアの一種であるオウム病クラミジアの感染によって生ずる人獣共通感染症で鳥類は自然宿主で人は鳥類の排泄物、汚染羽毛などにより感染します。感染すると肺炎や気管支炎などの呼吸器疾患を示します。
【ニューカッスル病】
鳥類のウィルス性感染症で家禽をはじめ野鳥に広く感染し伝染性が高く家畜伝染病予防法の法定伝染病に指定されています。感染は排泄物や汚染された飼料、水などを通じて起こり人が感染すると結膜炎やインフルエンザ様症状を引き起こします。
【トキソプラズマ症】
トキソプラズマによる原虫感染症でトキソプラズマは人を含む温血動物に寄生します。人への感染はシストを含んだ食肉やオオシストを含む排泄物に由来する経口感染が主です。感染した場合、数週間の軽い風邪のような症状が出ます。


ハトに営巣されると乾燥した糞の微粉末やハトのフケや細かい羽毛を鼻や口から吸入することによりアレルギー性喘息を発症したりハトから離れた吸血寄生虫に刺されアレルギー性皮膚炎を発症したりします。人によってアレルゲンの種類やアレルゲンの摂取量により発症の有無や発症期間に差は生じますが放置をすると重大な呼吸器疾患などを引き起こすことがあります。

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